前回の続きですが、わたしは彼女たちのそん姦稀なる天分にただただみとれる毎日を送っていました。
そんな矢先のことなのであった、次のような、まさに「我が意を得たり」の文章に出会ったのは―。
「生殖感覚は、両性の会合を準備しまたは美化することのできるすべてのもの、フランワ一世以来、ニネスクな恋愛、コケットリーなども産み出した。ことにコケットリーはフンス生粋のもので、フランス語以外では言いあらわせない。だから諸国の灌れた人たちがそれを学びとろうとして、わざわざ花の都パリに集って来るのである」
ブリア・サヴァランの『美味礼蓮とい灸まあいってみればグルメのはしりのような発想で哲学的論考芒たためた、類書の中では「古典」といわれる著作の中の扁であるが、著者のサヴァラン氏によれば、コケットリーはまさにフランス生粋の産物であるというのです。