母屋を中心に三つの蔵を開放した美術館だが、ワイエスの一連の作品十四点で、一つの蔵を占めて
常設している。
加藤さんが政務次官に在任中の資産公開では、ワイエスの作品だけでも十億円は下らないだろうと
騒がれたが、他の収蔵品も内容豊富に揃っている。
日本の近代洋画とエコール・ド・パリ及び印象派の三本を柱に収集している。
美術館の次は芸術大学の創設を考えているという、芸術の英才教育を政治の課題にあげる政治家オ
ーナーの美術館である。
母屋を中心に三つの蔵を開放した美術館だが、ワイエスの一連の作品十四点で、一つの蔵を占めて
常設している。
加藤さんが政務次官に在任中の資産公開では、ワイエスの作品だけでも十億円は下らないだろうと
騒がれたが、他の収蔵品も内容豊富に揃っている。
日本の近代洋画とエコール・ド・パリ及び印象派の三本を柱に収集している。
美術館の次は芸術大学の創設を考えているという、芸術の英才教育を政治の課題にあげる政治家オ
ーナーの美術館である。
加藤さんは自らも絵筆を握るが、いつかは美術館を持ちたいと二十年来絵画の収集を続けてきた人
でもある。特に好きな画家は、アメリカの現代作家アンドリュー・ワイエスの水彩画。秩父の小鹿野
町で育った加藤さんだが、ワイエスが描く絵の世界には異国の風景でありながら故郷の秩父にも似た
懐しさがある、とその魅力を語る。
加藤さんは、父が町長を務めたこともあるという旧家の次男だが裸一貫で米屋からスタートし、菜
種油を商い、ついにレジャー・リゾート産業にと手を広げ成功を収めた実業家。ワイエスと直接会う
機会を得たのも事業上の仲介者があってのことだが、今では両家族ぐるみの親しい交流をしている。